分けることは見る世界を決めること

昔よく母に怒られた。

「油物とそうじゃないお皿を混ぜるな。」

当時はよくわからなくてあまり言いつけを守らなかったけど、

今や私も家族に同じことを言っている。

 

お皿を洗う時のルールは人によって違うみたい。

旦那は大きいお鍋やボールから洗う。

その方がスペースが広くとれて洗いやすいんだって。

私は同じ皿をまとめて仲間分けしてから洗う。

その方が洗ってから立てかけるのが楽だから。

 

お皿ひとつとっても分け方は色々。

分けることによって際立つ特徴が変わる。

それによって何か頭の中の処理が早くなるから

イコール楽って感じるのかな?

 

最近部屋の片付けをすすめているのだけど、

色々なモノが混在していたところで、

まずはカテゴリ分けをしてみた。

 

文房具

手芸用品

紙類

写真・カメラ

 

そしたら部屋の中にあったものの総量は変わらないはずなのに、

散らかってる感がだいぶなくなった。

部屋に入った時の不安感がぐっと減ったというか、

やらなきゃ〜!!という焦りとかがなくなったというか。

目から入ってくる情報が整った感じというか。

 

なにがいいたいのか散らかってしまった。

 

要は分けることによって頭の中もあるルールにのっとって見るようになり、

その結果として考えとか行動とかが整うってこともありますねって話でした。